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肉食系風紀委員長の恋を応援しています
2024.05.22 Wed 07:45:50
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2011.05.06 Fri 19:28:13
ヒバ誕用トップは元に戻しました~。総スルーの私だけ満足wwwwみたいなwwwwでも私自身も「トップにたどりつくのがめんどくさい…」と何度も思った。
とにかく今年もヒバ誕祝えてよかったー!です!去年何やったっけか。おととしは…。とりあえずいつだかはひよこ三昧のトップになってた気がする。

自家通販のお申し込みありがとうございます。もう少ししたら一気にお返事したいと思います。

そういえば新刊は、わりと自分的には装丁がお気に入りでした、が、「新刊ありますか…?」と聞かれることが多かったです。わかりづらくてすみません笑。

資生堂パーラーのチーズケーキおいしかった!!!!!!!!!!!!!!

今夜は原稿やったりいろいろしたいです(:3っ )っ
もうね、書きたいのが一つに絞れなくて集中できないっていうか…結局どれも進みません~><
とりあえずこういうの書きたいんだよってことで続きに収納してみるね!今書いてあるところをそのまんま載せたので、ある意味ネタバレです。

【監禁を書きたいけど具体的な流れが定まらず。】

目が覚めた。
 
体がひどくだるくて、体を起こす気になれない。ぱち、ぱち、とゆっくり瞬きをするが、視界は霞がかっていた。ぼんやりと天井が見えるだけだ。
寝返りを打つ。一体どれだけ寝ていたのだろう。体が軋んだ。今日は何日だっただろうか、何曜日だっただろうか、学校は休みだっただろうか――思いつかなくて、綱吉は仕方なく気だるい動作で目を擦った。その瞬間、金属音と共に、綱吉の体が強張った。
 
何これ。
 
意識が覚醒する。手首の冷たさに、視界もクリアーになる。
ベッドと自分の右手首は、冷たい手錠によって繋がれていた。
「な、なんだよ、これ。どうなって……」
左手で手錠に触れてみた。錠穴を見つける。鍵はどこにあるのかと部屋を見渡して、はっとした。自分の部屋ではない。ツキン、頭が痛む。動揺が収まると、次第に奥底の記憶が遡ってきた。目まぐるしく変わる風景。

「……ヒバリさん」

 

【アタック雲雀】

「おいで」
帰りのホームルームが終わった瞬間だった。背伸びをしながら大きなあくびをして、目を開いた時に目の前にいた人物。視界にはその人しか入らない。クラスメイトはみんなとっくに教室から逃げ出していた。
その人はオレの腕を容赦なく掴むと、ぐいっと引き寄せた。バランスを崩したけれど構うことなく進んでいく。オレは目を白黒させる。なんだなんだ一体。
「あ、あの、ヒバリさん、あの」
「何?」
「あの、なんですか? な、なに、何の用ですか?」
我ながら情けないくらいのどもりようだ。うまく舌が回らない。ヒバリさんはそんなオレに構うことなく、ずんずんと進んだ。廊下にいた人たちは、みんな壁際に沿って立ち、壁のしみやひび割れをじいっと見ていた。すごいな、モーセだっけ? あれみたいだ。
着いた場所は屋上だった。真冬のこの季節は、冷たい風がびゅうびゅうと吹きさらしている。一気に体が冷えた。ただヒバリさんに掴まれた部分だけが、じんわりと温かかった。
ヒバリさんが静かに息を吸う。オレは緊張を張り詰める。何を言われるだろうか。今日の遅刻のことだろうか。それともそうじをうっかりさぼってしまったことだろうか。それともそれとも。
「沢田綱吉」
返事をしたつもりだったけれど、唇が乾ききっていて声が出なかった。
「僕は君が好きだ」
 

 


「あら、ツッ君おかえり」
母さんがいつもと違って、玄関に顔を出してくれたのは、人の気配に気づいたからだろう。母さんはオレを見て、それからその隣に目を移した。あら、と首を傾げる。
「えーっと、どなただったかしら。ツッ君の……先輩?」
「ヒバリさんだよ。母さん、別に気にしなくていいから」
ヒバリさんが何かを言う暇を与えず、オレは二階に上がっていった。当然のようにヒバリさんはついてきた。部屋に入ると、ワオ、と小さく笑うように言って、「汚い部屋だね」と続けた。
「すみません……。あの、別に見てもつまらない部屋ですから、その……」
「おもしろいよ。君の事、もっとよく知りたいし」
さらりとそんなこを言って、ヒバリさんは勝手にベッドに腰掛けるとぐるりと室内を見渡した。オレは気まずい思いで座布団の上に正座をした。
「漫画がたくさんあるね。好きなの?」
「はい」
「ふうん。あぁ、ゲームもある。いろいろな種類があるんだね」
「チビ達もよく遊ぶので……」
「そう。面倒見がいいんだ」
ヒバリさんはオレに目を向けてそう言うので、オレはなんとなく目をそらしてしまった。さっきのさっきで気まずいのだ。本当は一人で家に帰って一人で布団にもぐってごろんごろんしたいくらいの衝撃だったのだけれど、完全にタイミングを逃している。
「沢田綱吉。……いや、長いな。綱吉」
「は、はい」
名前を呼び捨てなんて、母さんすら滅多にしないのに。
「もうそろそろ答えは出た?」
「なぁ!? む、無理ですよ。だから考えさせて下さいって言ったじゃないですか」
「だからわざわざ待ったじゃないか」
「えっ」
もしかしてそのために家までついてきたのかな。
「あ、あの、ごめんなさい。数十分考えれば答えが出るってものじゃなくて……」
「じゃあどのくらい待てばいいの?」
そんなの、オレの方が聞きたい。男から告白されたって、別に、いくら考えたところで答えはノーに決まっているのだ。そうだ、今すぐ断らなきゃ。
意を決して顔をあげる。ヒバリさんを見つめる。……変なの。なんて無垢な顔をしているんだろう。いっそ思い切り変態顔だったら、この変態! って断れたかもしれないのに。なんだか、オレのことを……好き、なのが、当たり前、自然な事、みたいな顔してる。
「あのですね、だから、えっと」
せっかく視線を合わせたのに、オレはまた俯いてしまった。言葉がうまく出てこない。嫌です、ってはっきり言えばいいのに。
ヒバリさんの視線は、まっすぐオレに注がれている。
「……オレ、よくわかんないで、とにかく、と、友達から、始めてもらえませんか?」
精一杯の譲歩だった。
「ふうん。はっきりしない子だね」
ヒバリさんはえらそうにのたまった。


【なれそめから始まる十年間】

(……足音?)
さっきまで気づかなかったけれど、足音が響いている。それだけならどうってことない。胸がぞわりとしたのは、その足音が、つかず離れずつきまとってくるからだ。オレは気のせいだと思いたくて、試しに歩く速度を速めた。その足音は、オレの歩調に合わせ、それだけでなく、さらに速めてオレに近付いてきた。
「ひっ」
右肩をぐいと掴まれて瞠目する。男の……オレよりもだいぶ年を感じさせる手だ。ごつごつしている。またカツアゲだろうか。なんだろうか。恐ろしくなって、思わず目を閉じてしまう。殴られるかと思ったけれど、その両手は、オレを後ろから強く抱きしめた。耳元で荒い息が聞こえる。
「か、かわいいね」
荒い息に混じって、声がどろりと耳の中に入ってきた。どんな状況なのか咄嗟には把握できなくて、体を動かす事ができない。男の手が足の付け根をいやらしくなぞったところで、恐怖が体中に広がった。
「や、やめろっ」
思い切り叫ぼうとしたけれど思ったよりも声が出ない。その上掌で口元を覆われてしまう。ぐっと力を込められて、体が動いた。草むらが視界の隅に映った。気持ち悪い、気持ち悪い! 
(たすけ、ヒバリさん、ヒバリさん)
いもしない人の名前で頭がいっぱいになる。目元に涙がにじむ。その瞬間、急に男の手から力が抜けた。チャンスを逃すものかとオレは咄嗟に駆けだす。すぐに右手を掴まれた。叫び声をあげる前に、聞きなれた声が響いた。
「綱吉! 僕だ!」
聞き慣れた、優しい、優しい声。振り返ると、ヒバリさんがいて、その後ろに、中年の男が倒れてた。
「ヒバリさん……」
「怪我はない? 拉致されそうだったの? またマフィアの……」
「ち、ちがいます。オレの体、さ、さわってきて」
言ってから急激に恥ずかしくなって、さっき目元ににじんでいた涙が一筋零れてしまった。なんでこんな目に遭わなければいけないんだ。普通の男子中学生なのに。
途端、肩に重い何かがのしかかったような気がした。雰囲気ががらりと変わったのだ。――ヒバリさんが、怒りを露わにしていた。
「……殺すっ」
「えっ」
もう倒れて動かない男に、ヒバリさんはさらに一撃加えた。低く呻く声が生々しい。首根っこを掴んで無理やり立ち上がらせて、また、一撃。
「やめてください! もういいです!」
「許せない! 許せるわけないじゃないか!」
「ヒバリさん怖いよ! そんなヒバリさん見たくないです!」
必死に言うと、ヒバリさんはやっと動きを止めてくれた。忌々しげに男を地面に叩きつけるように手を離した。
「ヒバリさん……」
「大丈夫?」
振り返ったヒバリさんは、先ほどよりは殺気が和らいでいた。
「は、はい。全然平気です。はは、男だし……」
どうってことないって、言ったけれど、体は情けなく震えていた。
きっとその震えを止めようとしてくれたんだと思う。ヒバリさんは、オレに手を伸ばした。優しい手を伸ばした。
「……っ」
男の手。フラッシュバックする。
「綱吉」
気づけばオレは、ヒバリさんの手を払っていた。
そうだ、ヒバリさんだって同じだ。男に欲情している、同じ男。

「……気持ち悪い」
 
それは、確かに、ヒバリさんに向けられた言葉だった。ヒバリさんを否定する、軽蔑の言葉だった。
 
 
 
ヒバリさんの顔を見るのが怖くて、オレはあの後、すぐに走って帰ってしまった。追いかけてこないのが救いだ。
ろくにしゃべりもせずに、風呂に入って、ご飯を食べずにベッドに入る。全てを遮断したくて、頭まで布団を被った。ヒバリさんの表情が、頭にちらついて離れない。
「ツナーツナー遊ぼうよー」
寝ぼけたランボが体をゆするのも無視をして、早く寝てしまいたくてきつく目を閉じる。
意識がなくなる寸前、何かの音を聞いた気がした。
 
 

「つっくーん。つっくん起きなさーい」
間延びした声に、意識が浮上した。瞼が重くて、開けるのが億劫だ。何度も寝がえりをうって、もう一度母さんの声が聞こえた時、ゆっくりと目を開ける。ぱち、ぱち、目を瞬かせる。ようやく意識がはっきりしてきた。
けだるい体を起き上がらせて、布団から這い出た。目を擦りながらドアに向かうと、なんとなく違和感を覚える。なんだろう。分からないけれど、特に気にせずに階下に降りた。家具の配置が変わっている。昨夜はリビングには入らなかったから気付かなかったが、昨日模様替えでもしたのだろうか。いつものうるさい声も聞こえなかった。まだ寝ているのかもしれない。
「母さん。今日の朝ごはん何―?」
味噌汁が飲みたいなぁと思いながら聞くと、母さんはこちらを見てきょとんとしていた。
「あら、つっ君。なんだか幼くなったわねぇ」
「え?」
「ふふふ。ひさしぶりの休暇だものね。リフレッシュできたってことかしら」
「え、母さんは皺増えてない?」
「まぁ失礼ね! そんなことないわよ!」
母さんは口を尖らせて、キッチンに戻った。おいしそうな匂いが立ちこめている。焼き魚の匂いだ。
「あれ。待ってよ。休暇って何? 学校は……」
「ふふふ。何のこと? 中学生ごっこなの?」
「えぇ?」
「あ。今日はヒバリ君に会うんでしょ? そのままお仕事に戻っちゃうのよね。さみしくなるわ。またいつでも里帰りしてね」
母さんはしんみりと言った。ひっかかるものがあって、オレはあたりを見渡す。テーブルに用意された箸は、二人分。そうだ、オレの部屋にもハンモックがなかった。ゲーム機のコントローラーだって、一つだけ――。
すっかり忘れていた記憶が、急に浮かびあがって来た。意識が落ちる寸前に聞いた……爆発音。
「母さん。今、オレっていくつ?」
「二十四よ」
ランボのやつー!!
 
 
着慣れないスーツを着て、机の上にあったメモを頼りに待ち合わせ場所に来た。並盛神社の境内だ。赤い鳥居に背を預けて、ため息を吐く。
「ランボめ。十年後バズーカ持ち歩くなって言ってるのに。帰ったらあんな物、封印だ封印」
自分の言葉に、はっと息を飲んだ。五分経っているのに戻れていない。また故障だろうか。
どうしようかと思った時に、足音が聞こえた。ひやりと背中が冷えた。
すぐそこにその人は来ていた。黒いスーツに身を包んだ青年。切れ長の瞳。髪の毛は少し短い。ワックスをつけているのか、もともとなのか、少し無造作だ。
その黒い瞳に捉えられて、オレの背筋は反射的にまっすぐ伸びた。昨日の事が途端に思い出される。あの人に感じた――恐怖。
「あ、あの、ヒバリさん? ですか?」
「……十年バズーカか」
ヒバリさんはすぐに分かってくれた。
 
 
何か仕事があったらしいけれど、予定を変更してくれて、ヒバリさんは風紀財団内の自室に案内してくれた。広い和室だった。おじいちゃんが住んでいるような場所というよりは、昔の貴族が住んでいそうな場所だ。着流しに着替えたヒバリさんは、オレの前の座布団に胡坐をかいた。
「まだ戻れないみたいだね」
「はい……すみません……」
「仕事が進まないな」
「あ、用事って、仕事、だったんですね。オレとヒバリさんは仕事仲間ですか?」
「そうだよ」
オレはほっと息を吐いた。この未来では、オレとヒバリさんはただの仕事仲間らしい。変に緊張しなくてすむ。
「オレってやっぱりマフィアのボスなんですかね……」
「マフィア?」
ヒバリさんは首を傾げる。
「違うよ。普通の会社員、とでもいうのかな」
「えぇ!?」
オレは開いた口が塞がらなかった。
「だって、リボーンがそんなこと許すはずが……」
「誰だい。それは」
「最強の赤ん坊です!」
「知らないな。最近知り合ったの?」
「何言ってるんですか? リボーンですよ?」
「……君は並中の、僕の後輩」
「えっ」
「あまりのダメっぷりで、よく僕に怒られていた。その時からの腐れ縁で、今は僕が君の仕事の面倒を見ている。君が住みこみで働いて、僕の秘書のようなものをしてくれてるんだよ」
「そ、そうなんですか? 信じられない……。あれ、でもこの前行った未来は普通にマフィアで、あれ?」
「パラレルワールドだろうね」
「あ、あぁ。そういえばそういうのがあるって……」
「何かのきっかけで、その、この前行った未来とは違う未来に来たのだろう」
無事に百蘭を倒したおかげで、滅ぼされたはずの未来が増えたからだろうか。
「でもなんで十年バズーカの事……」
「僕はマフィアとの取引もある。十年バズーカは有名だよ。つい最近、ボヴィーノファミリーとも取引をしたから、すぐに思いついた。……あぁ、リボーンという名も聞いた事があるな」
じゃあなんだかんだいって、この世界のオレもマフィアに近い生活をしているのか。もうそういう運命なのかもしれない。
お互いに状況が飲み込めたところで、解決策を考えた。お互いに十年バズーカについては詳しくない。とりあえずボヴィーノファミリーに聞くのがいいということだけど、連絡がつかないそうだ。ヒバリさんは草壁さんに連絡して、すぐに所在を探すよう頼んだ。

「オレ、これからどうしよう……」
心もとない。この世界では、ひとりぼっちだ。
「僕の所にいればいい」
「いいんですか?」
「いいも何も、もともと住みこみで働いていたって言っただろ。何せあのダメな子だ。そう難しい仕事はさせてないんでね」
「そ、そうですか……」
この世界でも、オレはダメツナなんだ。
その事には落ち込んだけれど、ヒバリさんの所にいていいというのは、本当にありがたかった。安心感がある。
「では、しばらくお世話になります」
「うん」
オレとヒバリさんの、奇妙な共同生活が始まった。



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こんな感じだけん…。うーんうーん。とりあえず絞って書かなくちゃかなぁ。同時進行はできない。
十年間がやっぱり冬コミかなぁ。そうするとリアマフィが監禁……。で、夏コミがアタック雲雀…夏コミは再録集も出すけどそれは終わってるし…。ふむふむ。来年はとくに予定ないしね。夏インテも出るかもだけど、またコピー本出したいな。

スケジュールは…

5~7月・仕事がんばりつつ、ちょこちょことアタック雲雀とアンソロ
8月・監禁がっつり書く。
9月~11月・仕事がんばりつつ、ちょこちょこと十年間本。
12月・がっつり十年間本仕上げ。

う~仕事と同時進行ってつらああああ…頭のスイッチ簡単に切り替えられたらいいのに。大学生ん時はよかったなぁ。

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